ABOUT
開催趣旨
奈良市西部に位置する学園前地域の古くは、赤松に覆われた丘陵地にあり、蛙股池(日本最古の人工池)を有する風光明媚なところでした。1941年に、帝塚山学園が旧制帝塚山中学校を開校したことを機に「学園前駅」ができ、郊外型新興住宅地として開発が始まりました。そして、多くの教育・文化施設が点在する文教地区として、駅北地域は商業地区としても発展しました。ところが、住民の少子高齢化に伴い街全体の活力が低下してきたことから、文化振興と街の活性化を目的に、「学園前街育プロジェクト実行委員会」が発足し、2015年(平成27年)から既設文化施設や空き家住宅を展示会場に「学園前アートフェスタ」は始まりました。特に現代アートの分野で活動される作家たちの「近未来に向けた」問題提起と新しい価値観の創出に期待を寄せています。
-学園前街育プロジェクト実行委員会-
学園前アートフェスタ2022
学園前アートフェスタの第6回目は本来、令和2年度開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、選考展と本展の実施年度を分け、公募作家による選考展を「学園前アートフェスタ2020」として開催しました。選考展では、公式ホームページで遠隔地からでも作品を鑑賞できる仕組みや作品投票システムを導入し海外からも投票がありました。令和3年開催予定だった「学園前アートフェスタ2021」は、奈良市の新型コロナ警戒レベルが「レベルⅢ」に達したことから中止し、その内容を令和4年度の「学園前アートフェスタ2022」に引き継ぐこととなりました。
学園前アートフェスタ 2022 開催内容
テーマ
Canvas as Campus
~ キャンバス アズ キャンパス ~
街はキャンバス(支持体)であり、キャンパス(学園)でもある。
学園前の街の持つ文化・歴史の上に現代アートを重ね合わせることで、
学園前アートフェスタならではの独自性の高い表現を目指します。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により、人と人との交流の接点に制限がかかりました。
そこで、「街育」というテーマをもとに、街そのものをキャンパス(学園)に見立てて、
アーティストや地元住民・来訪者と表現を通じた交流を深めます。
人と人との出会いを生み出し、
関わる多くの人たちにとってコロナ禍以降の次なる学びと
成長の場(キャンパス)になることを目指します。
アートディレクター 小國陽佑
2022年 開催概要
開催期間 | 2022年11月5日(土)~11月12日(土)10:00~17:00 / 休館日:11月7日(月) |
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開催場所 | 近鉄「学園前」駅南北エリア(奈良県奈良市) |
構成団体 |
奈良市学園南地区自治連合会 学校法人 帝塚山学園 公益財団法人 大和文華館 公益財団法人 中野美術館 奈良市・西部会館市民ホール(日本環境マネジメント 株式会社) 公益財団法人 奈良市生涯学習財団 西部公民館 株式会社 淺沼組 GALLERY GM-1 |
事務局 |
学園前街育プロジェクト実行委員会 事務局(学校法人帝塚山学園内) 〒631-0034 奈良県奈良市学園南三丁目1番3号 TEL : 0742-41-4659 FAX : 0742-48-9894 |
後 援 | 奈良市文化振興補助事業、奈良県 |
企画制作 | NPO法人芸法 |
学園前街育プロジェクト 実行委員会 |
委員長 冨岡 將人 ((学)帝塚山学園 理事長 学園長 ) 副委員長 廣嶋 嘉昭 ( 奈良市学園南地区自治連合会 顧問 ) 委員 浅野 秀剛 ((公財)大和文華館 館長 ) 委員 中野 利昭 ((公財)中野美術館 館長 ) 委員 鎌田 睦美 ((公財)西部公民館 館長 ) 委員 牧野 和人 (奈良市西部会館市民ホール 館長 ) 委員 首藤 浩之 ((株)淺沼組 総務部長 ) 委員 猿橋 裕子 ( GALLERY GM-1 代表 ) |