息がしやすくなる。風が吹き抜ける川の岸辺の雰囲気を思い出します。ユートピアのような大げさではない、等身大を最小律で示してくれる鉄で制作しています。 「有限性の中で消えていく物事は、すぐそばで、気付くことも出来ない刹那に土に還り、風に消える。」
「日常の中に生活が沈む。日々が暗くかすみ、たしかに覚えていることはあまりない。忘れていく事が自律させ、覚えている事が逡巡させる。」